大腸カメラ検査の流れ flow of colonoscopy
1:検査予約(Line予約、Web予約や電話予約で検査日を仮予約いただけます)
- 大腸カメラ検査の場合、事前に外来診察が必要です。
- 事前の外来診察の際に内服中のお薬を確認しておく必要がありますので、お薬手帳、または内服中のお薬すべてをご持参いただきます。診察の日に検査日の予約を確定していただき、当日までや検査後の注意などについてもご説明いたします。
- 特に血液をサラサラにする薬剤である抗血小板薬(バイアスピリン、バファリン、タケルダ、プレタール、パナルジン、プラビックス、エフィエント、コンプラビン、ブリリンタなど)や抗凝固薬(ワーファリン、イグザレルト、プラザキサ、リクシアナ、エリキュースなど)などを内服されている方は、必要に応じて数日休薬をしていただく場合があります。
- Line予約、Web予約や電話予約では検査日を仮予約までは取得することは可能ですが、検査日の5日前までに事前の診察が必要となりますので、併せて診察のご予約もお取りください。事前の診察が無い場合はキャンセル扱いとなりますのでご注意ください。
2:検査3日前(便秘症状のある方が対象です)
検査精度を向上させるために、当院から便秘症の方に対しては、当日の腸管洗浄剤以外の下剤の内服をお願いする場合があります。
避けていただく食材リスト
- 海藻類、きのこ類、根菜類、こんにゃく、トマトやかぼちゃの皮、柑橘系のフルーツ
- 繊維質の多い葉物野菜や豆類
3:検査前日
- 前日の夕食は消化の良い食べ物を20時までに済ませていただき、それ以降は絶食にしてください。
- 飲み物は、お水かお茶は摂取可能です。
避けていただく食材リスト
- 海藻類、きのこ類、根菜類、こんにゃく、トマトやかぼちゃの皮、柑橘系のフルーツ
- 繊維質の多い葉物野菜や豆類
※当院では大腸カメラ検査専用の検査食もご用意しております。食事制限に不安がある方は、お気軽にご相談下さい。
4:検査当日
- 内服されているお薬は検査予約時の指示通りに服用してください。
- 水、お茶は摂取可能です。
- 院内で下剤を内服していただくことも可能です。
5:検査
- 貴重品・貴金属類などは外してから、検査着に着替えていただきます。
- ストレッチャーベッドに横になり、鎮静剤の使用を希望される方は、点滴などで鎮静剤を注入します。麻酔が効いたら検査を開始します。検査のみの場合、15分程度で終了しますが、生検検査(病理組織診断用の組織を採取すること)やポリープ切除などの処置がある場合は、もう少し時間がかかります。
6:検査後
- 鎮静剤を使用された方は20~60分程度休憩頂きます。
- ポリープ切除を行った患者様は1時間程度休憩頂きます。
7:検査結果の説明
大腸カメラ検査の内視鏡画像をご覧いただきながら医師が丁寧に結果を説明いたします。ご不明点や心配なことがございましたら、遠慮なく何でもお気軽にご質問なさって下さい。大腸カメラ検査の際に、生検検査(:病理組織診断用の組織を採取すること)やポリープ切除を行った場合には、結果が出るまでに約2週間程度かかります。約2週間後に再度受診いただいて結果をご説明致します。
8:ご帰宅にあたり
- 鎮静剤を使用した場合、自動車、バイクや自転車の運転はできませんのでご注意ください。
- 検査後、1時間は飲食を控えていただきます。
- 検査当日は運動や飲酒はお控えください。
- 血液をサラサラにするお薬を内服中の患者様は医師の説明があります。