胃がん検診 gastric cancer screening
胃がん検診の流れについて
1:胃がん検診予約について
- WEB予約・LINE予約もしくは電話にて予約いただけます。 「がん検診等のご案内」のハガキがお手元にあるかご確認いただき、受診の際は必ずご持参いただきますようお願いいたします。
- WEB予約・LINE予約の場合は、そのままの流れで問診を記載していただき、注意点を確認いただき当日の検査に臨んでいただけます。
- 電話でのご予約の方は、スタッフから前日と当日の飲食の注意点を説明いたします。
- 血液をサラサラにする薬剤を内服しているなど、常用薬がある方は、WEB問診に記載していただくか、それが困難な場合にはお薬手帳を持参していただくようにお願い申し上げます。
2:検査前日
- 前日の夕食は消化の良い食べ物を20時までに済ませていただき、それ以降は絶食にしてください。
- 飲み物は、お水かお茶は摂取可能です。
3:検査当日
- 検査当日の朝は絶食で、飲み物は胃カメラ検査の開始1時間前まででしたらお水かお茶は摂取可能です。
- 検査当日は、お時間に余裕をもってお越しいただきます。
- 夕方の検査を予定されている患者様は、当日の朝8時までに軽食をお済ませください。
4:検査
- 貴重品・貴金属類などは外してロッカーにお預けください。検査室に入ったら、胃の泡を消すお薬をお飲みいただきます。ストレッチャーベッドに横になり、経口内視鏡の場合はのどに麻酔をしてマウスピースをくわえていただきます。経鼻内視鏡の場合は鼻にスプレー麻酔を行います。
- 当院では胃がん検診の方でも鎮静剤のご使用は可能です。
- 鎮静剤の効果は、効きやすい患者様、効きづらい患者様もいらっしゃいますことをご理解いただいた上で鎮静剤の投与をご選択されてください。 注意点として、鎮静剤の薬剤費用は医院側の負担で行っております。よって、薬剤使用は単剤(1種類)となることに加えて、使用量に限度があることをご理解ください。過去に効きづらかったなどのご経験がある患者様など、効きづらいと予想される場合は保険診療の方を選択されることを推奨します。 保険診療であれば、種類や使用料の限度を患者様の全身状態を観察しながらにはなりますが、より適切な静脈麻酔管理を提案できるようになります。
- 鎮静剤の使用を希望される方は、点滴などで鎮静剤を注入します。麻酔が効いたら検査を開始します。検査のみの場合、5~10分で終了しますが、生検検査(粘膜から組織を採取し病理組織検査に提出する一連のプロセスを指します)などの処置がある場合は、もう少し時間がかかります。
生検を行った場合の費用負担について
生検検査を行った場合は、その費用は保険が適用されます。
1割負担の場合は、1,500円前後
2割負担の場合は、3,000円前後
3割負担の場合は、4,500円前後のご負担が生じます。予めご了承ください。
5:検査後
- 鎮静剤を使用された患者様は、検査終了後リカバリールームで休憩頂きます。
- 鎮静剤を使用されない患者様は、休憩の必要がないので早期の帰宅が可能です。
- 検査当日は、結果報告はございません。3週間後辺りでご予約いただくことになります。
6:ご帰宅にあたり
- 鎮静剤を使用した場合、自動車、バイクや自転車の運転はできませんのでご注意ください。
- 検査後、1時間は飲食を控えていただきます。
- 飲食を再開する際は、はじめは少量の水をゆっくりと飲み、むせたりしないかを確認して摂取してください。
- 胃カメラ検査で生検検査を行った場合は、出血リスクを低減するために検査翌日と翌々日まで飲酒や激しい運動、サウナ、長時間の入浴をお控え下さい。
7:胃カメラ検査結果報告
患者様の撮影画像を医師会に提出し、医師会の読影委員の2名が読影した後、当院での最終結果報告(ご予約いただいた日に)が可能となります。