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胃カメラ検査とは about esophagogastroduodenoscopy

胃カメラ検査

胃カメラ検査とは、先端に超小型CCDカメラを搭載した細長いチューブ状の内視鏡を鼻もしくは口から挿入し、食道、胃、十二指腸をリアルタイムで観察する検査です。

胃カメラでは胃がんの早期発見のほか、食道がん、十二指腸がん、逆流性食道炎慢性胃炎(萎縮性胃炎)胃潰瘍・十二指腸潰瘍胃ポリープアニサキスなどの様々な病気を診断することができます。

検査が必要な場合には、生検検査(病理組織検査用の組織を採取すること)を行うこともあります。また、出血部位を認めた場合には内視鏡的に止血術を行うこともあります。

生検検査などがなければ、所要時間は6〜10分程度です。今までの経験を集約した診断精度の高い検査を行います。結果報告の診察時間において最新のエビデンスと豊富な経験に基づいた知見から説明を行います。検査から結果報告の診察までの一連のプロセスを大切にし、患者様ひとりひとりに「納得の医療」「信頼される医療」を提供するべく、ベストをつくします。

経口内視鏡と経鼻内視鏡の比較

患者様のご要望に沿う方法を選択いただけます。

経口胃カメラ検査(拡大機能あり)・鎮静剤使用下

過去の胃カメラ検査で「苦しかった」などのご経験をお持ちの方は、鎮静剤使用しているため苦痛も少なく、かつ精度の高い検査を提供できるため、こちらをお勧めします。

経鼻胃カメラ検査・鎮静剤使用下

鎮静剤使用下であるため、苦痛が少ないことは、鎮静剤使用下の経口胃カメラ検査と変わりありませんが、拡大機能を有していないため画質や診断精度は、経口胃カメラ検査に比較すると劣ります。

経鼻胃カメラ検査・鎮静剤使用なし

鼻から先端系5mm程度の内視鏡を挿入します。舌の根に触れずに挿入できるため、嘔吐反射は生じることが少ないのが特長です。鎮静剤使用に抵抗がある方、検査中の画像を拝見した方に向いています。

経口胃カメラ検査(細径スコープ使用)・鎮静剤使用なし

何らかの理由で、鼻腔が狭いために鼻から内視鏡を挿入が困難であったり、苦痛を伴う場合に口から挿入する検査に変更いたします。

当院では、鎮静剤併用での経口胃カメラ検査は診断精度向上のために全て拡大内視鏡を使用することにより診断精度向上に貢献します。

経口内視鏡と経鼻内視鏡の比較表

経口胃カメラ検査(拡大内視鏡) 経鼻胃カメラ検査(細径内視鏡)
長所 経鼻細径内視鏡と比較して、高精細な画像の取得を可能にするCCDと拡大機能により、より精度の高い診断が可能となります。 経口内視鏡と比較して、反射や痛みが少ないのが特徴です。
経鼻細径内視鏡よりも検査時間が短くなります。 意識がある状態での検査が可能ですので、検査画像を見つつリアルタイムに説明を聞きながら検査を受けていただくことが可能です。
出血などがあった場合に、そのまま内視鏡的止血術を施行できます。 ご希望の方には、鎮静剤の併用も可能です。
鎮静剤を使用しない患者様は、早めにお帰りいただくことが可能です。