自費診療 private
美白白玉注射(グルタチオン注射)
グルタチオンとは
グルタチオンは、グルタミン酸・システイン・グリシンの3つのアミノ酸からなる化合物で、人体のあらゆる細胞に存在します。グルタチオンは、フリーラジカルや活性酸素から細胞を保護する補助的役割により、従来より保険薬剤としても「妊娠悪阻、晩期妊娠中毒、慢性肝疾患、放射線による白血球減少」などに使用されております。 米国や欧州では、 グルタチオンの効能を活用し活性酸素などにより生じていると考えられる様々な病態・症状の治療・改善に使われるようになってきております。
最近のトピックスとしては、パーキンソン病に対する治療効果です。パーキンソン病は脳幹にある黒質が変性して神経伝達物質の一つであるドーパミン神経細胞が減少することにより、振戦(しんせん:震え)、動作緩慢、筋強固、などの症状が次第に進行する神経が変性する病気です。いろいろな治療薬が開発されてきていますが、未だ難治性の病気です。米国では、有効な治療法の一つであるという報告もなされております。
効能
- 異物/有害物質(薬剤など)の排出効果
- 抗酸化作用:活性酸素・酸化ストレスの除去
- 疲労の改善効果など
- 皮膚のメラミン色素合成を防ぎ、シミやくすみなどの改善、肌の透明感やツヤ感の向上
対象疾患
- 慢性肝疾患
- アレルギー
- パーキンソン病
- レビー小体型認知症
- 多発性硬化症
- 慢性疲労症候群 等
副作用
高容量グルタチオン点滴は、副作用は非常に少ない安全な薬剤です。 稀に頭痛と吐気・嘔吐を訴えることがあります。一過性であり、投与を中止することで速やかに改善します。ごく稀ですが、特定の遺伝的素因を有する方が摂取した場合、、低血糖状態になることがあります。具体的な症状としては、冷や汗、手足の震え等の症状が報告されています。
注意点
- 健康保険の対象ではありませんので、自費診療となります。
- 治療・検査・初診料等全て自費負担となります。
頻度
週1回
料金
初診料1,000円
600mg | 3,500円→初回2,450円 |
1,200mg | 6,800円→初回4,760円 |
1,800mg | 9,800円→初回6,860円 |
施術時間
5分程度
プラセンタ注射
プラセンタとは
ヒトの胎盤から抽出した成長因子・栄養素を体内に注入する治療です。胎盤とは、妊娠中の胎児を栄養し老廃物を取り除くための器官であり、豊富な栄養素が含まれます。このプラセンタエキスを体内に取り入れることで美容効果や健康効果が期待されており、肌の若返りや免疫力の向上などが期待されます。
効能
- 肌荒れ
- 吹き出物
- 口内炎
- 肩こり
- 腰痛
- 全身倦怠感
- 不眠
- ストレス
- 更年期症状
プラセンタエキスの種類
メルスモンとラエンネックの2種類があります。 これらは人の胎盤から作られた国産の医薬品です。投与の仕方は皮下や筋肉注射で行います。注射剤は、人由来の製品であることもさることながら、注射による患部への直接作用と、代謝を受けずに血中に移行して全身へと作用するメリットがあります。
メルスモン
1965年に厚生省の認可を受けた薬剤です。 更年期障害、乳汁分泌不全の治療薬として、使用されてきました。 更年期症状のある患者様は、こちらを推奨します。
ラエンネック
1974年に認可を受けた製剤です。これまで肝臓疾患の治療薬として使用されてきました。 慢性肝臓病になると、倦怠感や疲労感を有するようになります。本剤を投与することで、肝臓の働きが良くなり、種々の作用が発揮されるのだと考えられます。
副作用と注意点
プラセンタ注射による副作用は、現在のところ殆どないとされています。注射部位の発赤、かゆみ、痛み、そして全身の倦怠感などがあります。 すでに、許認可から40年以上経過しており、これまでに問題事例は発生していないことからも安全であると解釈されます。
ただ、一つ注意点があります。厚労省の指針により、プラセンタ注射をうけた人は、献血ができません。 健康保険の対象ではありませんので、自費診療となります。 治療・検査・初診料等全て自費負担となります。
頻度
プラセンタ注射の効果を十分に得るには、最初の1ヶ月は週に2回、2ヶ月目からは週に1~2回の頻度の投与をおすすめします。
料金
初診料1,000円
プラセンタ2A(アンプル) | 2,200円→初回1,540円 |
プラセンタ3A(アンプル) | 3,000円→初回2,100円 |
施術時間
5分程度
にんにく注射
にんにく注射とは
疲労回復が主目的となる注射です。ビタミンB1などが主成分で、ビタミンB1の構成成分に含まれる硫化アリルがにんにく臭のすることから、にんにく注射と呼ばれています。にんにく臭は注射終了後に速やかに消失しますから心配ありません。
ビタミンB1は、筋肉に溜まった疲労物質(乳酸) の除去作用があり、疲労や倦怠感回復にとても有効です。施術時間は5分ほどなので、特にお急ぎの方にお勧めです。 アリナミンは、フルスルチアミンというビタミンB1で、フルスルチアミンは体内への吸収効率が非常に高いとされています。アリナミンの体内への吸収の良さが、他のビタミンB1と異なるために、疲労回復をもたらすものと考えられます。
効能
疲労回復効果
1度の注射でニンニク数十個分のビタミンB1を摂取することができます。 直接、体内へ取り込む為、食べ物やサプリメントによる摂取よりも、吸収効率が断然高く、体中の細胞に浸透させることができるとされています。
- 慢性疲労、全身倦怠感
- 二日酔い
- 肌荒れ
- 緊張性頭痛
- 腰痛
- 冷え
副作用と注意点
ビタミンB1は「水溶性ビタミン」と呼ばれ、水に溶けやすい性質を持っています。その為、体内に取り入れても過剰分は尿中へ排泄され、過剰症はまず起こりません。そのため、重大な副作用のリスクはありませんが、稀に悪心・嘔吐や下痢などの消化器症状や、注射部位の一時的な痛みが生じる場合があります。
健康保険の対象ではありませんので、自費診療となります。 治療・検査・初診料等全て自費負担となります。
料金
初診料1,000円
にんにく注射1A(アンプル) | 1,200円→初回840円 |
にんにく注射2A(アンプル) | 2,000円→初回1,400円 |
施術時間
5分程度