• 10月 31, 2024
  • 5月 27, 2026

大腸カメラ検査を受けるにあたってご確認いただきたいこと(1)

 

まず、大腸カメラ検査を受けていただくにあたって思い浮かぶのは、 「苦痛」「下剤の飲みづらさ」ではないでしょうか?

 まず、当院では、経験豊富な院長を始めとする内視鏡学会指導医以上の資格を有する内視鏡医が担当します。腸管にとってソフトな挿入を行い、挿入困難例であっても豊富な引き出しを有する挿入技術によって無駄な苦痛を軽減させます。 

患者様におかれましては、内視鏡検査を受けられる前に、15年以上の内視鏡専属勤務していたかを経歴で確認されたほうがいいでしょう。内視鏡というのは、リアルタイムで瞬時に判断しなければならないため、脳に膨大なデータが蓄積されている(豊富なひきだしがある)かどうか、またその膨大なデータから引き出しを取り出せるかが非常に重要であるといえます。初学者・中堅・エキスパートの差は、「センス+経験蓄積能力」と自分は解釈しています。
 
 最前線で診断・治療を行ってきたかどうかは、やはり「拡大内視鏡」に精通しているかどうかということになると思います。最前線で診断・治療を行ってきたのならば「拡大内視鏡」をメインに診療を行っていると思いますので、その辺りも受診する際に確認いただくといいかもしれません。

大腸カメラ検査の場合は、拡大内視鏡の有用性は議論の余地はなく通常のカメラより優越性を有しております。

腫瘍と非腫瘍の鑑別や早期癌の診断、早期癌の壁深達度(癌が大腸壁のどこまで深く達しているか)など種々の有用性がありますので当院では、大腸カメラ検査を受診される全ての患者様に使用いたします。

 癒着が非常に強い、もしくは横行結腸等の深部結腸などの腸管が非常に長い等の患者様におかれましては途中で拡大機能を搭載していない細径カメラに変更して挿入することがあります。

他のご施設で盲腸まで到達しなかった、挿入困難例の患者様を3人御紹介いただきましたが、全ての患者様において盲腸まで苦痛なく無事到達しております。

開院してから、盲腸まで到達しなかった患者様は0です。

 当院では、大腸内視鏡を3種類、4本を揃えております。内視鏡の本数が不足しているために、洗浄機にかけている間に患者様をお待たせすることを憂慮したことも背景にあります。上述したように挿入困難例の患者様、拡大機能を搭載したカメラであってもやせ型の体形向けや、大柄の方向け等種々のニーズに適切な対応が可能であるように設備を整備しております。

安心して、苦痛の少ない、精度の高い大腸カメラ検査を受けていただける体制を以って、患者様をお迎えいたします。



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